EPS+ウレタン樹脂コーティング

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加工性に優れたEPS(硬化発泡スチロール)と、耐久性に優れたウレタン樹脂を、組み合わせることで、自由度の高い立体造形品が製作可能です。立体看板、イベント用の造形物、テレビ美術等、仕様用途も様々です。

成形方法

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① 職人の手作業により、EPSを彫刻し、原型を造ります。
(EPSは、発泡倍率によりいくつか種類がありモチーフや形によって使い分けています。)

② 仕上がった原型の表面に、ウレタン樹脂を吹きつけます。

③ 吹き付け後、磨く等仕上げ作業をし、完成させます。

耐久性について

・硬化したウレタン樹脂の皮膜は、耐磨耗性、耐衝撃性に優れる。
・防水性もあり屋外での仕様も可能。
・ウレタン樹脂の性質上、熱による伸縮がある。

この製品の特性

・加工性に優れたEPSを使うことにより、様々な形状・大きさ・デザインの製品の製作が可能である。
・FRP製品同様、着色の幅も広く、表現方法が多様である。
・ウレタン樹脂のコーティングにより、製品の形は多少甘くなる。
・形状・大きさによっては、他素材より軽量な製品にすることもできるため、重量の問題を緩和できる。
・型を作る工程がないため、他素材の製品より、比較的納期が短い。